新型インフルエンザの流行が続いています。感染後、自宅療養する際に同居者への感染を確実に予防することは困難です。なるべく感染しないように、以下の事を心がけて下さい。
患者自身の注意点
- 咳エチケット(下記参照)を守りましょう。
- 手をこまめに洗いましょう。
- 処方されたお薬は指示通りに最後まで飲みましょう。
- 水分補給と十分な睡眠を心がけましょう。
同居者の注意点
- 患者の看護をした後など、手をこまめに洗いましょう。
- 可能なら患者と別の部屋で過ごしましょう。
- マスクの感染予防効果は限定的ですが、患者と接するときには、なるべくマスクを着用しましょう。
※患者の使用した食器類や衣類は、通常の洗濯・洗浄及び乾燥で消毒できます。
咳エチケット
- 周囲の人からなるべく離れてください。
咳やくしゃみのしぶき(飛沫)は約2メートル飛ぶと言われています。 - 咳やくしゃみをするときは、他の人から顔をそらせ、ティッシュなどで口と鼻を覆いましょう。他の人にしぶき(飛沫)をかけないように心がけましょう。
マスクをしていない場合には、ティッシュなどで口と鼻を覆うことも大切です。使ったティッシュはすぐにゴミ箱へ捨てましょう。 - 咳やくしゃみを抑えた手を洗いましょう。
咳やくしゃみを手で覆ったら、手を石鹸で丁寧に洗いましょう。 - マスクを着用してください。
咳、くしゃみが出ている間はマスクを着用しましょう。
使用後のマスクは放置せず、ゴミ箱に捨てましょう。
※咳エチケットに加え、周囲への感染予防では、手洗いも大切です。石鹸を使って15秒以上かけて洗いましょう。洗った後は清潔なタオルやペーパータオルなどで十分に拭き取りましょう。
出典:厚生労働省「新型インフルエンザ対策関連情報」